作業を止めてしまうことになったやらかしを思い出す限り列挙。
- 自転車人生で最初のやらかしは友人の真っ黒に汚れたMTBを洗車しようとしてなぜか塗装をつや消しにしてしまったことなのですが今となっては原因が思い出せず。ふつうの石鹸を使ったのか、ブレーキクリーナーをぶっかけたのか、それとも#2000ぐらいの耐水ペーパーで磨き倒したのか。当時はコンパウンドの存在を知らずMTBはそのまま返した記憶が。ひどい。
- 次のやらかし。また別の友人からMTBをもらえることになったので、初めてのスポーツバイクにウキウキしながらメンテナンス本を買って、この際だからアップグレードしちゃおう! と各種パーツを揃えて、さあ交換するぞまずはBBからだ! とはりきって着手したら工具の掛け方が甘かったのかそもそも逆ネジなのを忘れていたのか(もはや覚えていないのですが後者の可能性大)左ロックリングをなめてしまい取り外し不可に。熱したドライバーで融かそうとか無茶なことを思いついたが当然無駄。結局MTBは粗大ゴミに。
- ホイールを組み直そうとバラしたらリムが歪んでいて再利用不可だった。
- 中古ホイールの玉押しが傷んでいたのでスモールパーツを取り寄せたら軸にはまらない。なんと軸ごと別の部品に交換されていた。
- チェーンリングを交換して使うつもりで中古クランクを購入したがいざチェーンリングを外そうとしたら固定ボルトが固着していて表と裏が供回り、シマノTL-FC21ペグスパナでは裏のボルトを固定できなかったのでドリルで揉む羽目に。
- 中古のスプロケでMTBを組んだが、人に譲渡することになってはじめてトップギアを思いっきり踏んだら歯飛びした(MTBなのでトップとか使ったことがなかった)。
- 8sのリアディレイラーに10sチェーンを組み合わせたらテンションプーリーとケージの間にチェーンが落ちて詰まった。
- フロントディレイラーは在庫たくさんあるからと安心していたらどれもアウター38T以上対応で34Tのクランクに合わなかった
- BBそのままで右クランクを交換したらなぜか回転がやたら重くなって、よく見たらインナーチェーンリングがチェーンステーと干渉して盛大に塗装が剥がれていた。
- 42-32-22Tのクランクセットを42-34-24Tに交換したらやっぱりなぜか回転が重くなって、よく見たらミドルチェーンリングがディレイラー(FD-M330)と干渉していた。2T大きくなっただけなのにシビアだ。しょうがないのでディレイラーの取り付け位置を数ミリ上げることに。
- カートリッジ式BBを外そうとしたら本体のねじ(右側)がやけに固い。数mm緩めてもずっと固いままなので、これはもしかして、と思いBBシェル下のワイヤーガイドの固定ねじを外したところスムーズに回るように。そして取り外したBBの外側(アルミ製)にはできたてホヤホヤのネジ山が…。
- ペダルは回転させると締まるはずだから大丈夫やろと適当にクランクに固定して走りにいったら緩んでしまいクランクのネジ穴がつぶれた。
- ハブダイナモをグリスアップしようと分解したら開けてはいけないところだったらしく断線した。
- カーボンフォークに交換したらヘッドセットはスレッドレスなのにフォーククラウンがインテグレーテッド用で太すぎた。クラウンの細いフォークは見つからなかったのでがんばってカップのでかいヘッドセットを探した。
- ダボ穴を塞ぐのになんか余っていたプラスチックのネジを使ったらあっさり頭がもげて取れなくなった。
- フレーム塗装時ぶらさげるために割り箸をヘッドパイプに通してビニール紐を両端にくくりつけていたが、さあクリアで仕上げようとしたときに紐が割り箸からすっぽ抜けてフレーム落下。
- だいぶ塗装が傷んでいたのでぜんぶ塗り直しじゃーと剥離剤で剥がしたらめっちゃ大変だった。地道にペーパーがけで下地を残したほうが楽。
- 黄ばんだホワイトのフレーム、黄ばみをペーパーでざっと落としたのだけど白サフではムラがなかなか消えず厚塗りすることに。
- 組み立て中にフラットバーハンドルがぐるっと回転してバーエンドが塗装したばかりのフレームを直撃、トップチューブの塗装が欠けた。
- サドルを取り付けようとしたらまあまあでかいやぐらのパーツがぽろっと落ちて塗装したばかりのフレームを直撃、トップチューブの塗装が欠けた→教訓:トップチューブは養生すべし
- サスペンションフォークの錆を取ったあと欲張ってジンクリッチスプレー、サフェーサー、ラッカー塗装、ウレタンクリアで仕上げたら太くなりすぎてボトムケースのスリーブに入らなくなった。泣く泣く剥離剤で落として2層で塗り直した。
- SRAMのグリップシフトの2.5mmイモネジをちょっと強めに締めたらアルミのクランプが割れた。いやそんな簡単に割れたらあかんやろ…。
- 中古自転車の錆まみれのチェーン、伸びてはいなさそうだったのでサンポールで錆落としをして1本200円以上するシマノのチェーンコネクティングピンでつないで使ったら、青信号で発進するときに突然M1ガーランドのクリップを撃ち尽くしたときのような「ピーン!」という音とともにチェーンがちぎれた。見るとアウタープレートがコネクティングピンの上下で割れていて、しかも片方の断面は黒ずんでいてずっと前から亀裂が入っていたことが判明。念のためにチェーン全体を確認すると恐ろしいことにもう一箇所亀裂が見つかった。廃棄。
- 10年前に買った在庫のBBBブレーキホース(HYDRAULINE S COMP)、SM-BH59互換と記憶していたので金色のコネクターインサートを入れようとしたが樹脂製の中華工具ではどうやっても入らない。しかたなく昔やっていたように万力にシマノの黄色いアダプターを噛ませてホースを固定した、まではよかったが何を思ったかごく普通の金槌で叩き込んだのでインサートの頭が傷だらけに。なんとかなるやろと組み付けたがエア抜き中にオイルが漏れてきてなんともならなかった。
番外編。
- 塗装に使うコンプレッサーが大きくて室内保管だと邪魔くさいのでゴミ袋をかぶせてベランダに置いていた。数ヶ月経って気づくと袋がやぶれていたが、来月ぐらいには使う予定だからまあいいかと放っておいた。そしていざ使おうと思ったところ、機関部にカメムシの群れが侵入しているのを発見。悪臭で倒れそうになりながら6匹を追い出したが、奥の方に入り込んだ1匹がどうにもならない。しょうがないのでまた袋をかぶせて放置しておいたけど、出ていってくれるのだろうか…。