マンションに引っ越しまして、いちおうまだNTTの固定回線は契約しているのですが、ふだん固定電話は使わないので電話機を段ボールから出したっきりで放ってあったんですね。で先日、光回線(非NTTのもの)工事がありまして、工事後に「いちおうテレビとか電話がつながるか確認してくださいねー」と言われたので壁の端子に電話機をつないでみたらば。受話器を上げても「ツー」という音が聞こえない。
回線工事でなにかやらかした可能性も否定できないので業者さんを呼び止めて相談していたら、電話回線をチェックしていただけることになりまして(ちゃんと検査機器があるのがえらい)、その結果「マンション内の分岐点みたいなところから部屋までの回線は正常ですね」とのこと。そうなるともう116しか手がありません。
次の週末、NTTの下請けの会社の人が来てくれたのですが、「お部屋の配線には問題ありませんね。マンション内の設備の問題かと思うのですが今日は管理人さんがいらっしゃらないので後日で」ということになり、再度平日に訪問していただいて、マンション内のどこかにあるというNTT設備を探して確認してもらった結果、電話回線がVDSLモードのままだったとのこと。アナログ回線に切り替えていただいて無事に電話はつながるようになりました。
「アナログとVDSLの切り替えってインターネット業者が勝手にやるんですか?」
「いえ、NTTでないとできないことになっています」
「ということはNTTさんはこの回線がアナログかVDSLかという情報があるわけですよね」
「そういうのはうち(下請け)ではわからないんです」
「最初からVDSLの問題だってわかっていたら一回の訪問で、なんなら戸別訪問なしでも問題が修正できたってことじゃないですか。NTT本体にちゃんと情報をよこせって言ったほうがいいんじゃないですか?」
「いろいろ言ってはいるんですがあんまり聞いてもらえなくて…」
「そ、そうですか…。まあいちおう今回はお客さんが文句言ってましたよってことであらためて伝えておいてもらえれば…」