セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

抜けないステムを抜くのも自転車屋さんの仕事では

いつものシンワ節ですが。

ハンドルポストのグリスアップは
後になって泣くことになる可能性も出るのです。

たまたま、最近あった事例があるのでご紹介します。

ブリヂストンの、40,000円近い自転車ですが
衝突してしまったという事で
フロントフォークを交換するというものでした。

フォーク交換は7,000円近くしますので高いですが
元々、しっかりした良い自転車ですから
突発的な事故で廃車にならないだけ良かったと思えます。

フォークを変えるためには、ハンドルバーを外さなければ出来ません。
そこで問題になるのが、グリスアップをしていたかどうかです。

このグリスアップを怠っているとどうなるか。

(中略)

動きません。
全く動きません。
お手上げです。

今回の事例は、フォークを変えるだけだったんです。
しかし、その手前の作業で断念せざるを得ませんでした。

廃車です。

致命傷に繋がるほどの愚行: シンワブログ

固着したステムなら金ノコでカットしてしまえばよいのでは? なんで断念しているのか謎です。