page 57 Antimagic Field and Damage Reduction
DRはmagicかalignmentだとsupernaturalなのでantimagic fieldで消えるそうです。それ以外のDRはextraordinaryなので消えません。2種類が組み合わさっている場合,orだろうがandだろうがsupernaturalなDRのみ消えます。
page 58 Arcane Sight and Illusions
Arcane sightで幻影を見ると,interactionとみなされるため,disbelief saveができるそうです。Detect Magicも同じでしょう(ただし場所がわかったとき)。
page 59 Dominated by multiple creatures
複数の命令が矛盾するときは,dominateしているもの同士でCha opposed checkだそうです。
page 60 Evard's Black Tentacles
Grappleに入る際にtouch attackが不要なので,相手が透明でもmiss chanceはないそうです。それから,いったんgrappleをかわしたのであれば,再度areaに入りなおしたのでない限りgrappleされることはないそうです。あと水面もsurfaceとみなされるとか。
page 61 Grease spell
Greaseを地面にかけたときのルールは
- 呪文をかけた時点および毎ラウンド術者のターンに,範囲内のcreatureにRef saveを要求,失敗すると転倒する。
- 範囲内で移動するのなら(=移動「先」が範囲内であったなら,from FAQ)DC 10のbalance checkに成功しなくてはならず,速度も半分になる。
- Balance checkの失敗度が5以上だったなら転倒する。
というものです。で,FAQではここから帰納的に「範囲内のcreatureは,narrow surfaceにいるときのようにbalancing状態である」と判断しており,したがって
- Balanceが5ランク以上ないとflat-footedである
- ダメージを受けたときにもbalance checkが必要
ということになるそうです。1レベル呪文にしては強力すぎじゃないかとか,Ref saveが先じゃねえのかとかいろいろ言いたくなりますが,とりあえずDMとしては敵は全部LサイズでImproved Grab持ちにしておくとよさげです(いやふつうにbalance取らせろと)。
page 61 Dispell Magic fixed to Hallow/Unhallow
目標型はダメで,範囲型でないといけないそうです。他にfreedom of movementとかの個人が目標の呪文もあるのになあ。ていうかひとつ下のFAQ項目の説明からすると目標型がふつうっぽいんですが…ちょっと納得いきません。
page 61 Harm
hpが51を越えた瞬間にmassive damageの可能性が出てくるんですけどー,という質問に対してsageはハウスルールの適用を推奨しています。まあそうでしょうね。
page 61 Invisibility
呪文が破れるのは,敵を攻撃したとき,または呪文の目標が敵だったり範囲内に敵がいたりしたときだということ,だそうです。そしてflaming sphereで建物に火をつけて中の敵を焼き殺そうとしても,それはあくまで「間接的な」攻撃なので,呪文は破れないとか。…なんだ,ってことはうっかり油を落としたりしなくてもいいんじゃないですか。
page 62 Mirror Image
大昔は,術者が攻撃されても幻影から順番に消えていってくれたものですが,いまは幻影ひとつひとつがtarget扱いだそうで,magic missileで一掃されてしまったりします。悲しいですね。
それから,この呪文はmaterial planeでの術者の外見をコピーするものなので,blinkをかけたりすれば幻影もblinkがかかった状態になります。
page 64 Polymorph into an advanced creature
とくにルールでは禁じられていないけどゲームが重くなるからやめたほうがいいよとsageは言っています。僕なら許してしまいそう。
page 65 Polymorph and types
呪文の目標になるかどうかのtype(種別)チェックをするのは呪文がかかった瞬間だけなので,いったん呪文にかかったらそのあとpolymorphでtypeが変わっても効果はなくなりませんよ,ということです。