シマノの部品カタログをよく見たらふつうに書いてありましたね。内装ハブのメンテナンスはオイルディッピングだけでいいって。
ということで不調のインター3ハブ(SG-3R42)ですが,ガタは感じられなかったのでオイル漬けにしてやりました。
引きぬいた駆動体。洗う前はこんな感じです。
分解前は,はみでたグリスを見て「まだ白いからグリスには問題ないだろ」と思っていたのですが,こうしてみると怪しい色に変色していたり錆が混じったりしています。
シェル側。こちらはウェスで古いグリスを拭きとって新しいハブグリスを薄く塗っておきました。
しかしこんだけグリスたっぷりでも錆びるんですねえ。まあ去年の鈴鹿ツインがことごとく雨のレースだったというのも一因でしょうが。
ホームセンターで安いボトルを買ってきて,灯油とハブを入れて洗浄し,乾かしたあと写真のようにギヤオイルに浸しました。ちなみに灯油とギヤオイルは以前オートバイ整備に使っていたものの余りです(オートバイは手放してしまいましたが)。
このあとベアリング部にハブグリスを詰め込んで駆動体を戻して試走。すごい! 変速がサクサク決まる!
本当は「内装ハブメンテナンスオイル」という専用品がシマノから出ているのですが,容器と合わせると税込7,997円もするので,家にあったギヤオイルを使いました。いつまで保つかわかりませんが,当面これで様子を見たいと思います。