こうした状況を踏まえると、たとえ現在の法令上で義務が無くとも、自転車に関して安全に走行するために必要だと思われる要素が存在します。たとえば、「ヘルメットの着用義務」は現在道路交通法では定められていませんが、死亡事故の死因の約7割は頭部損傷によるもので※2、万が一事故に巻き込まれた場合に自分自身の命を守る手段としてヘルメットが有効なことは明らかです。 ※2警視庁自転車対策検討懇談会資料より
「道交法の基本を知らない」「ノーヘル派」が多数派占める スポーツ自転車の実態調査 - | cyclowired
資料というのはたぶん平成18年11月に自転車対策検討懇談会が取りまとめた自転車の安全利用の促進に関する提言（リンク先PDF）」だと思われますが，それによると「自転車乗用中の事故死者を損傷部位別で見ると、頭部損傷によるものが全体の68.2%」で，次いで胸部10.9%となっています（しかし「全損」が5.6%というのがものすごく怖い。全損て。縦にトラックにひかれたとかそういうのか）。あたりまえですがこれって自動二輪と同じ傾向でして，ということはそろそろ自転車でもプロテクターを着るようにしてもいいんじゃないかなあと思いました。
僕が3年前からバイクに乗る時に使っているプロテクターです。まだ事故ってないので効果のほどは保証できませんが，これくらいの大きさなら暑くて死ぬってことはないんじゃないかと。前傾姿勢だとおなかに食い込みそうではありますが。 |  【664】ホンダ ボディプロテクター／TH-F94 価格：16,530円（税込、送料別） |
