最終形態といいますか最終的にこのような仕様で乗っていますというお話です。
まずタイヤですが2016年のはじめにSchwalbe City Jet 26x1.95に交換しました。海外通販で安かったのでまーこれでよかんべと買ったのですが数カ月後には日本でもサイドスキンがクリーム色のバージョンが出まして,うーんもうちょっと待てばよかったなと。
指定圧は30-65psiなのですが子供を乗せるのでだいたい50psiぐらいで運用しています。子供を乗せるならやっぱりこれぐらい太いほうがいいですね。段差でハンドルをとられることもないですし,乗り心地もいいです。あとエアボリュームがあるおかげでなかなか空気が(相対的に)抜けず,1ヶ月ぐらい放置してしまうこともしばしばです。
ただ,負荷が大きいせいか後輪に関しては1年ぐらいでこのようにけっこう派手な亀裂が発生しています。センター部分は無事なのでそのまま乗っていますが,サイドはゴムの材質が違うらしく,境目のところも含めて大きな割れが生じています。個体差もあるのでしょうが要注意ということで。
チェーンリングは36Tをつけていたのですが子供が大きくなるにつれて坂道がしんどくなってきたので32Tにしました。「シマノ 引掛け歯付チェーンリング 32T」で検索すると当該商品が出てきます。9s用だったかもしれませんがまあふつうに使えています…というかTIOGAのつるっとしたチェーンリングよりもチェーン落ちが少ないです。さすがシマノ。ただそれでも絶対落ちないわけではないのでお金のある人はナローワイドでどうぞ。
ちなみに「チェーンフォールプロテクター」「チェーンキャッチャー」という名前で300円ぐらいで売っているシートチューブにつける樹脂部品も試してみたのですが,フロントチェーンラインが外側すぎてまったく届きませんでした。というかチェーンライン自体は50mm弱でいわゆるMTB規格なのですが,チェーンキャッチャーはインナーギアがあるという前提で使うものですからね…。
チェーンガードはAliExpressで32-34T用を調達。$26もしましたがカッコイイので許す。
鍵はずっとアルミ製のU字ロックを携帯していたのですが,いいかげん面倒になったので一般車用の馬蹄錠をつけてしまいました。GR-970Vですが取り付け金具はいちばん大きいものでなんとかなりました。
残念ながらこのように裏向きにしかつけられないので,鍵を差し込むときに手探りになるのと,かかとがちょいちょい鍵に当たるのが残念ではありますが,U字ロックに比べるといろいろと手間がなくてよいです(外したロックをカゴに入れておくとけっこうかちゃかちゃうるさいんですよね…)。
ハンドル周り。PALMYのロックオングリップは1年足らずでぐちゃぐちゃに崩壊したのでリザードスキンに交換。しかしこれも1年たつとかなりべとつきが気になるようになってきました。シフターも1年ぐらいで壊れたので交換。SL-TX50からSL-FT55にモデルチェンジです。といってもたぶん中身はいっしょなのでもうじき壊れそうな予感。
Yepp MaxiとTIOGAの「CL-588-1 トライアングルチューブリアキャリアー」を組み合わせたときの正しい取り付け位置はこちら。以前(d:id:kamenoi:20150919:p1)の位置ですと締め付けが不足してシートが動いてしまいます。
安全ベルトは樹脂製のスナップが割れてしまっていました。代替品を買ってこないといけませんね。
子供を遊びに連れて行くのが主用途の自転車としてはおおむねこれで完成形かな,と思います。夜間に使う機会が多いようであれば前後ライトはスタンドライト(停止していても光り続ける)機能がほしくなりますね。
最後に念のため書いておきますが,このLGS-TR2は幼児2人同乗用自転車に認定されておらず,またその要件も満たしていませんので,前後のチャイルドシートに同時に子供を乗せてしまうのは違法行為です。どうかご注意ください。