セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

いいかげんにしろ佐川急便

今年の4月ごろ,タグホイヤーの時計の調子が悪くなったので修理に出しました。カスタマー・サービスセンターに電話してピックアップサービスを依頼します。佐川急便が梱包材を持ってきてくれるのでそれに時計を入れて渡せばいいそうです。かんたんですね。

「佐川急便でーす。お荷物引取りに来ましたー」
「ああどうも。いま取ってきますね」
「それがですねえ,なぜか梱包材が届いておりませんで…」
「はあ」
「いつもはタグホイヤーさんから送ってくるはずなんですが」
「はあ」
「…」
「…」
「困りましたねえ」
「…ええと,じゃあ,どうなってるのか確認してわかったら連絡ください」
「わかりましたー。どうもすいませんでしたー」

連絡はありませんでした。ファック。

そして先日,修理から帰ってきてもいまいち調子の悪かった時計を再度ピックしてもらうことにしました。午後から外出する予定があったので午前中に来てくれるように頼んでおいたのですが,正午を過ぎても音沙汰なし。しょうがないので家人に対応を頼んで出かけました。帰宅後,家人が開口一番「あれはひどい」。以下再現映像です。

(17時ごろ)「佐川急便です。遅くなって申し訳ありません」
「ごくろうさまです」
「すいません,梱包材が届くのが遅れたものですから…」
「はあ(梱包材を運んだのは別の会社…なわけないよねえ)。それにしても5時ですよ? もっと早く連絡していただけなかったんですか?」
「それが,私が配達することになっていたのがわかったのがつい先程でして」
「(絶句)」
「ご迷惑をおかけしまして…」
「…じゃあ箱ください。(ごそごそ)はい,じゃあこれお願いしますね」
「どうもありがとうございましたー」
「え,いや,ちょっと待ってください」
「はい?」
「送り状とかそういうのいただけないんですか? お渡ししたという証明になるような…」
「え…ええと,そういうのは発送手続きしてからでないと…」
「? いまのは発送手続きじゃないんですか?」
「いったん会社に戻ってからということに…」
「…(ぐったり)じゃあ,とりあえず名刺だけいただけますか。それで,手続きできたらまた送り状を持ってきてください」
「…わかりました」

こんな会社がいまでも存在している不思議。世の中って複雑です。