プロのメカニックであればこの写真だけで「うっわやべ」と思われるのでしょうか。素人の私はぜんぜんピンときませんでした。ニップルも見えてないしリムテープは大丈夫だよね~このまま使いまわそっと、という軽い気持ちでした。
新品チューブと新品タイヤで出かけましたが2kmも行かないうちに前輪がパンク。まじかよ~超ツイてね~と思いながら自転車を押して帰り、チューブをチェックすると、リム側に縦(というか回転方向)に裂けたような穴が開いていました。ちょうどバリの出ているところだったので、あーチューブ不良かなーバリの根本に力が集中したのかもなー、と思いながらチューブ交換。タイヤをはめなおしました。
うん、このタイヤはもうダメだね。DURO DB-7048 Doradoという120TPIのフォールディングタイヤで、けっこうお手軽なお値段なのですが、パンク状態での押し歩きに耐えられるようには作られていなかったようです。
しょうがないので新品タイヤを手配して、届いたのでさて交換すっぞーと自転車を見ると。こんどは後輪がパンクしています。チューブを取り出してみると前輪とまったく同じパンクのしかたをしています。前輪チューブと同じ銘柄だったので、あ~こりゃいかんね~不良ロットに当たっちまったな~さすがに別のチューブにするか、ということでメーカー違いを投入。いやーえらい目にあった、チューブは販売店で交換してもらわないといけないな、と考えながら自転車をベランダに放置しつつ数日たったある日。
まさかの後輪パンクふたたび。
さすがにこれはチューブのせいじゃないぞ!? ということでリムをよく見てみたところ。
うっすらとですが、端がめくれ上がっているような気がしませんか? まあ僕はしなかったんですけど、でも原因はこれしか考えられません。リム内幅16mmのところに17mmと書かれたリムテープが入っていたのですが、たぶん細すぎるのです。おそらく圧力がかかると中央が凹んでフチのところが上を向いてしまうのではないかと推測されます。
ということでリムテープ不良を見抜けずにえらい目にあったお話でした。