セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

ルイガノLGS-TR3(2003)を改修

ひさしぶりに自転車をレストアしたくなって470サイズをヤフオクで落札しました。2008年モデルかしら,それにしては色が濃いような,と思っていたのですがまさかの2003年モデル。誤算は他にもありまして

  • フロントホイールが交換されていて前後で種類が違う。商品説明には「リム: ALEX RIMS」と書かれていたのでてっきり前後同じかと…。
  • リアの泥除けをシートステーブリッジに固定するハンガー状の樹脂部品が割れている。ルイガノの現行製品のスペアを取り寄せてみたのですが微妙に小さくて使えず。
  • リアハブがボスフリー。2008年モデルではフリーハブなのですが。
  • Vブレーキのピボットのワッシャーが腐っていて要交換。

まあ文句を言うような値段でもなかったのですけど。

それでは完成写真。ポジションはライダー身長167cmで合わせてあります。






リムは前後揃っていたほうがいいなあということで,GIANT CS3000の中古ホイール前後セットを落札して,リアだけ組み直しました。


リアハブはとりあえずいちばん安いのでいいやとFH-T3000にしたのですが,防水性能を考えるともうちょっと上のグレードにしておいてもよかったかも。


スプロケはフロントシングルということもあり一番大きな11-34Tを装着。これで登れない坂はないはず。リアディレイラーは純正のALTUS RD-CT95をそのまま使用。いちおう8速対応だそうです。


チェーンリングはもともと42Tでちょっと大きすぎるので,36Tに交換したのですが,純正のクランクセットがこのような特殊な穴配置だったので,FC-M300(PCD110)を中古で買ってクランクとセットで交換。


チェーンライン適正化のため軸長MM110のBBに交換。シフトがさくさく決まります。


36Tチェーンリングが半端に小さいため,なかなかチェーンガードが見つからなかったのですが,ヤフオクでPCD110用の新品が出品されていて助かりました。チェーンリング固定ボルトの穴を使ってタッピングビスで固定します。


グリップシフトは気に入らないのと純正品が固着していたのでSL-M310に交換。


タイヤは1本は腐っていて,生き残ったもう一本がこのCST C-917 700x38Cでした。現在ではすでにラインナップ落ちしています。


タイヤは前後セットで更新する予定だったのですが,Vittoria Randonneur Reflect 700x40Cがセールで激安だったので,C-917とパターンも似てるし反射材も貼ってあるし,これ1本でいいやということに。若干重さは感じますが,とても気楽に走れます。



サドルとフロントキャリアはLGS-TR2から取り外したものがあったので流用。


キックスタンドも錆がひどかったので交換。「バズーカ 05-YRS アジャスタスタンド」です。



このスタンド,フレームと当たる部分に最初からパッドが張り付けられていて便利です。若干重たいのが残念ですが(ポピュラーなCD-96が265gでした)。