セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

ロードバイクにブロックタイヤを履かせて砂利道を走ってみた


ロードバイクというかいちおうシクロクロスバイクを謳っていたニューバランスの自転車CX-5002,ふだんは32cのスリックなのですが,ためしにブロックタイヤを履かせてみました。DURO DB-1076 32x700c。リンエイが取り扱っているのですが税抜1,660円という破格のお値段はお試しにぴったりです。しかも400gを切る軽量タイヤ。


カタログスペックは395gですが実測値もさほど大きく離れていません。

パターンだけ見るとどちら向きでもよさそうですがいちおう回転方向の指定があります。

スリックと同サイズなのでそのままいけるかと思いましたがブロックのぶん微妙に外径が大きくリアの泥よけと干渉したので少し取り付け位置を上げました。

まず舗装路ですが,覚悟していたほどは重くなかったです。まあ10kmぐらいだったらべつに気にならないかな,という程度ですね。グリップに不安もないです。ただ後日これでロングツーリングに行ったところ30〜40kmぐらいでやっぱりやめとけばよかったかなあという気分になってきました。普段からブロックタイヤだったら気にならないかもしれませんが。

で,肝心のオフロード,といっても堤防の砂利道なのですが,びっくりするほど普通に走れます。いくらブロックタイヤでも32cではそれなりに不安感があるのではないかと予想していたのですが,そんなことはぜんぜんなくて,少なくとも水たまりをよけて走るぐらいのアクションではタイヤが横に流れるような感じはまったくしませんでした。

できればもうちょっとマディなコンディションも試してみたいところですが,とりあえず1,660円のタイヤでもダートを走るのには十分に役立つというのがわかっただけでも収穫でした。

今回,家に余っていた純正ホイールにブロックタイヤを装着してホイール交換したのですが,ふだんのリムと外幅が違っていたのでブレーキのワイヤーを張り直さなくてはいけませんでした。これだったらタイヤ交換したほうが早いかも。


その他変更点ですが,センターラインのない道路で路駐しているクレーン車をよけようと右に出たら対向してきたトラックにぶつかりそうになってブレーキをかけたのだけど間に合いそうになかったので右手の路地に突っ込んで回避という事件がありまして,やはりカンチブレーキでは制動力が足りないと思いショートVブレーキに交換。これは大正解でした。ただやはりSTIレバーでは若干ストロークが短いので,ホイールはしっかり振れ取りをしておかないといけません。

それから80mm→100mmに延長したステムですが,乗っているとお尻が少しずつ前に出てきて落ち着かないということでポジションを見直したところ(サドルを若干下げた)やっぱりハンドルが遠い気がしたので80mmに戻しました。