セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

サントス・ウィメンズ・ツアー開幕

4日間のステージレースの初日をチーム最高位の29位(1分47秒遅れ)でフィニッシュした萩原麻由子選手。チーム内では総合上位を目指す役割を担っていたようです。

Wiggle High5のメンバーでトラックの世界選手権を2度制覇しているアデレード出身のNettie Edmondson選手のコメント。

(前略)「今回のレースを戦うチームはできたてホヤホヤなんです。新人も何人かいますから、今週の目標はまずお互いのことを知ることですね。それにもちろん楽しむこと。プレッシャーはそれほど感じていません。シーズンの初戦ですしメンバーの実力やコンディションもわかっていませんから」
(中略)残るはAmy Roberts,彼女はウェールズ出身の力のある選手だ。そして総合を狙うのは前日本チャンピオンの萩原麻由子。
「今年から加入したのがJulie Leth、GraceそれにAmy Cureですから、チームの半分が新人なんです」と語るEdmondson。「でもJulieは経験豊富です(註:2012年にプロ入り)。Graceはまだまだ若いですし(註:1997年生まれの19歳で昨年プロ入り)Amyもロードレースの経験は少ないですから(註:基本的にはトラックの選手でリオオリンピックでもメダルを獲っている)、まずはチームの雰囲気に馴染んでもらうのが大事ですね」
「それにマユコ。彼女がどこまでやれるかですね。初日は難易度の高いロードステージなので彼女向きなんですが、冬の間に日本でのトレーニングでどこまでコンディションが上がっているかわからないので」
「そんなわけでそれほどプレッシャーはないんですが、クリテリウムだけはなんとしても勝ちたいですね。去年も勝っていますし、うちのチームには向いてますから」そうEdmondsonは締めくくった。「うちはどちらかというとパワー系のチームなのでクリテリウムでの勝利は大事です。でも他のレースもがんばって一、ニ勝はできるといいですね」

Nettie Edmondson: The Santos Women’s Tour “is always a crazy vibe” | Wiggle High5 Pro Cycling