セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

×初めてクロスバイクを買ってわかったこと ○初めて通信販売で自転車を買ってわかったこと

2年以上前の記事がなぜかはてブで上がってきていたので注意喚起ということで。

1,自分で組立が必要なパーツがある
2,タイヤの空気とサドル部分は緩めて発送してくる

初めてクロスバイクを買って解った9つの事 - 文系プログラマによるTIPSブログ

しょっぱなからクロスバイク関係ないです。自転車はメーカーから販売店に送られてきた段階では組み立てられていません(大手チェーンの自社製品なんかは例外かもしれません)。店頭販売されている自転車は自転車屋さんが組み立てたものです。通信販売では組み立てられていない自転車を(価格的・技術的・送料的事情から)そのまま購入者に送ってくることがほとんどです。きちんと組み立ててから送ってくる通販業者もあります。

3,ママチャリよりタイヤの気圧が高い

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このクロスバイクのタイヤ幅は32 mm(http://www.e-otomo.co.jp/renault-crb7006-r4/)。ママチャリのタイヤ幅は37 mmで,幅の狭いタイヤほど空気圧が高いので,まあ間違ってはいないのですが,それよりも自転車屋さんが「ママチャリに乗る人はあまりスピードを出さないしめんどくさがりだし乗り心地優先なのできちんと空気を入れると文句を言われることがある」ので遠慮しているのではないかと推測します。
ちなみに適正空気圧については究極的には人それぞれの好みによるので自分でいろいろ試してみないとわからないものですが,手始めのガイドラインとして,タイヤ幅32 mmの場合なら体重60 kgで4.5 Bar,85 kgで5.5 Barが基準となるそうです(http://www.schwalbe.com/en/luftdruck.html)。ママチャリ(37 mm幅)であればそれぞれ0.5 Barずつ落とします。ママチャリのタイヤには「最大空気圧3.0 Bar」と書いてあることが多いですが,よっぽどの粗悪品タイヤでなければ無視して大丈夫です。ただしママチャリに使われる英式バルブだと空気圧が正確に測れないのでPanaracerエアチェックアダプターを買いましょう(詳しくはぐぐれ)。

4,凄い前傾姿勢になる
ママチャリと違い、ハンドルとサドルの距離があるので、

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ママチャリにはまっすぐなフラットタイプのハンドルだけでなくカモメタイプ(google:image:カモメハンドル)もよく使われます。クロスバイクフラットバーハンドルとカモメタイプハンドルとをくらべてしまうと,ずいぶん遠く感じるかもしれません。また,ママチャリのほうが初期状態でのステム突き出し量が大きいのでより手前に来るというのもあります。いずれにしても店舗で購入するのであれば,お店の人に「もうちょっとハンドル近くなりませんか」と言えば,ステムを引き上げるなり,(このクロスバイクであれば)ステムの角度を調整するなりしてどうにかして調整してくれるものです。

ママチャリは急に降りる事ができますが、クロスバイクは一旦停止しないと降りられません。

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足の裏を地面にべたっとつけたいだけならサドルの前にすっと降りればいいのですし,それができない人は,ママチャリだろうがなんだろうがきちんとサドルを適正高さ(サドルに座っていては足が地面につかない)にしてある自転車からは急には降りられないです。

7,速すぎる
8,音がほとんどしない

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ママチャリでも,まともな値段の6段変速つきをまともな店で買ったばかりであれば,乗り味はこのクロスバイクとそんなに変わらないです。おそらくろくに整備していないママチャリと新品のクロスバイクを比較しておられるのでしょう。

なにが言いたいかというとママチャリだってちゃんとセッティングとメンテナンスしてやればすっごい走るYO! ってことです。ただ,お店では多数派ユーザー(歩道をゆっくり走る)に合わせてサドル低め空気圧低めにしてくれることがほとんどなので,「スポーツ仕様で」と注文するか,自分でメンテしちゃいましょう。