- やっぱりハンドルが高くて近いです。トップチューブ長はホリゾンタル換算565mmなので普段乗っているMTBと同じはずなのですが,そもそもフレームが大柄なんでしょう。スペーサーとステムを入れ替える,ステムを上下反転するなどしてハンドル位置を下げないと,どうにもこの高さは落ち着かないです。
- 姿勢が起きているせいか,踏み出しはやたら軽いのに,その感触から想像したのとくらべてスピードの伸びがあっというまに頭打ちになる印象です。
- 原因がハンドル位置なのかそれとも新品同様でやけにスムーズなヘッドパーツなのかはわかりませんが,なんとなく直進安定性が悪いというか,ステアリングが落ち着かない感じがします。もうちょっと気楽に乗りたいかなあ。タイヤを太くするとまた印象が変わるのかも?
- アルミリジッドフォークの自転車は初めて乗りましたが,思っていたよりもママチャリ然としているといいますか,ギャップに乗ったときの「ぶるんぶるん」という感触がカーボンフォークとはぜんぜん違いますね。さすが金属,弾性変形量でかいなー,みたいな。
- リアの変速はバッチリ決まります。ディレイラーは9速対応ではないのですが,街乗りで特に困るような変速レスポンスではありません。
- 12-25Tのリアスプロケットも街乗りには最高です。フロント38Tとの組み合わせで登りも下りもまんべんなく踏んでいけます。
- 残念ながらフロントの変速はいまいちです。8速用ガイドプレートの間隔が9速用チェーン幅に対して広すぎるのは間違いないのですが,それにしたってもうちょっとなんとかならんものか。少なくともシマノの説明書通りにやっただけでは,あらかじめリアのチェーン位置を「フロントをこれから動かそうとしているほう」に持って行ってやらないとまともに変速してくれません。自転車屋さんならこんなイレギュラーな組み合わせでもなんとかしてくれるのか,それとも保証できんといって突っぱねられるのか…。
- MAXXIS DETONATOR 700x32cは70psiを試してみましたがライダー体重62kgでそこそこ衝撃を吸収してくれます。安物のサドルがガチガチで大変なのですがタイヤのおかげでなんとかなっている感じ。
- 試乗中,恐ろしいことに左クランク取り付けボルトがゆるんできました。中古自転車はホントなにが起きるかわからんです。
Mサイズフレームで身長167cmの短足男にサドル高を合わせるとこんなイメージです。
旧Acera(RD-M360)は公式には9速非対応ですが問題なく使えるといってよいのではないかと。
リアのブレーキケーブルのとりまわしがどうやってもうまくいきません。実はガイドパイプはもともと90°だったりします?
中古のAPSE製ブレーキは正直かなりひどい品質で,フロントに至ってはスプリングのテンションが左右でぜんぜん違ったので,スプリング端を差し込むピン穴を左右で変えなくてはいけませんでした。調整スクリューの傾きが違っているのはそのためです。