ざっと洗浄したのち室内に持ち込んで細かいところをチェックしました。
MAXXIS DETONATOR 700x32cです。このタイヤをホイールから外して内側に異物がないか確認しようとしたのですが,そのときおもわず「薄っ!!」と叫びそうになりました。とにかくものすごくペラペラなのです。サイドはもちろん,トレッド面もママチャリ用タイヤのサイドと大して変わらないんじゃないかという薄さ。
おまけにトレッドをよく観察すると,細かいガラス片があちこちに埋まっています。前後あわせて10個ぐらいはありました。前所有者の走行環境が悪かったのか,あるいはトレッドコンパウンドが柔らかすぎてこういうものを拾いやすいのか,いずれにしても今後の使用に不安が残ります。
これだけ薄いのだからさぞ軽かろうということで重量測定。前輪は363gで…
後輪が388gでした。どう見ても後輪のほうが摩耗しているのですが(前輪はパーティングラインすら残っています),ちょっと製造時の公差が大きすぎるような気もします。
SEEKはフレームがMTBっぽいですし,クリアランスも十分にあるので,もっと太いタイヤを履かせたほうがキャラが立つんではないかと思います。32cはいかにも中途半端では。
チューブはKENDA製。タイヤがMAXXISなのでチューブもそうなのかとなんとなく考えていたのですがべつに揃える理由もないですよね。
実測126gと
119gでした。
リムテープは幅18mm。
リムはGLM(Giant Light Metal Technology)社製のCR06。ピンジョイント。リムだけで620g(カタログ値)あるそうです。
接合部の継ぎ目はそれなりに目立ちます。
残念なことにリアのリムがゆがんでいました。使用に耐えないこともないですがブレーキのタッチが気持ち悪そう。
クイックリリースを抜いた状態でホイールの重量を計測しました。フロント977g
リア1,248gでした。まあ32Hなので重量については期待するだけ無駄ですが。なおクイックリリースの重量は前55g後60gでした。参考までに。
フリーハブにはデュラグリスがこれでもかと詰め込まれていました。これはまあショップがやってくれたんでしょうね。