セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

モリコロパークサイクリングコースに漂うがっかり感

※持ち込みできない自転車
 ・一輪車、三輪車、補助輪・補助棒付き自転車、
 ・自転車でけん引する自転車、変形自転車、複席車(タンデム)
 ・幼児用補助椅子にお子様やペットを乗せての自転車走行
 ・ブレーキがない自転車
 ・土日祝日のロードバイク等高速走行を目的とした自転車(ドロップハンドルで前2段、後ろ10段の変速機能を有するもの)

 全日ともコース内の高速走行はできません。

http://www.aichi-toshi.or.jp/park/park(HP)/morikoro/riyouannai/shisetsu/cycling_course/

期待が大きすぎたってのもあるんですけど。

高速走行禁止

具体的な基準のないルールって一体誰のためにあるのか謎でしょうがないです。事故がおきて,原因はスピードの出し過ぎじゃないのかってことになったときに(まあたいていはそうなるでしょう)「県としては高速走行はできないと決めてますので」と言いたいだけなんじゃないかとか勘繰りたくなります。これを「制限速度は30km/hです」と書くことになんの問題があるというのでしょう。制限速度を設定してもそれを守っているかどうか誰にもわからない? じゃあそもそもこんなルールいらないんじゃないですかね。

○○自転車禁止

一輪車とタンデム車と子乗せ自転車を禁止する理由がわかりません。なんかよくわかんないから危ないんじゃね? というのはまあそのへんの誰かが個人的問題に対処するときにはそういう態度でいいんでしょうが,公共・福祉に関してそういう姿勢でいられると,ちょっとなんというか,がっかりです。これらの自転車が特別危険だって根拠がどっかにあるんだったらしょうがないですけど,そうでないんなら,なるべく幅広くたくさんの人にサービスを提供するという気概をもってほしいです。

三輪車と補助輪については速度域と技量をある一定以上にしたい,ロードバイクについては速度域をある一定以下にしたい,ということなんでしょうが,そのコントロールを車両でやってしまおうというのを読んだ瞬間,がっくりきました。

で,最初は自分でも「ドロップハンドル+2×10段禁止とか狙い撃ちすぎるだろ」とか思っていて,他になんかないのかって頭をひねってみたんですが

  • 10kg未満の自転車禁止→ESCAPE AIRの俺涙目ww(定価54,600円で9.9kgってのはまあGIANT以外のメーカーが涙目でしょうけど)
  • タイヤの幅30mm未満禁止→CXフレーム大勝利!
  • カーボンフレーム禁止→CAAD10コレで勝つるww

どうも問題が解決してないような気がします。それでもうちょっと考えてみたんですが,たぶんふだん我々がクルマを運転するときにそういう制限を受けていないので違和感があるのかなあと。で,なんでクルマではそういう制限がないのかっていえば,免許制だからなわけでして。道路・自動車は重要なインフラかつ基幹産業なわけですから,そういうコストがかけられますが,サイクリングコースの運営ではそこまでやってられんというのはまあそんなにおかしな話ではありません。

それにしたってもうちょっとなんとかならんかなあと思います。免許制,うまく運用できないですかね?

  • 補助輪つきとかスポーツバイクの人は免許(ゼッケン)を発行してもらう
  • 園内で危険走行する人を見たらゼッケン番号を報告
  • ○回危険走行を報告されたら免停1年

みたいな感じで。