セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

ハンドルバーを日東B233に交換

ロードバイクが届く前の話です。

あのころは,ロードが届くまでに体を鍛えておかないと,ということでスリックタイヤを履いたMTBであちこち出かけていたのですが,標準のフラットバーだとどうにも前傾姿勢がとりづらい,できないこともないけれどもハンドルよりも前に体を乗り出すようになって不安定になるというのが悩みの種でした。最初に考えたのはステムの交換ですが,あちこちのブログを読んでいるとサドルほどではないにしろステムも沼地くさい。自分に合ったサイズを見つけるのはなかなか骨が折れそうでした。じゃあ可変ステムで,となるとスレッド→アヘッドコンバーターも必要になってきますし,微妙に高くつきそうでどうも気が進みませんでした。

また,2時間以上乗っていると手首が痛くなってくるというのも難点でした。みなさんバーエンドで対処されているようですが,あいにく自転車専用道を走る機会はほとんどないので,ブレーキから手を離すことになるアイテムには頼れません。

そんな折にヤフオクで見つけたのがNITTO B233(スチール製,幅540mm,重量385g)。ご覧のとおりの形で,バックスイープが大きいにもかかわらずグリップ位置自体はむしろ前方にオフセットされるという優れものです。さらに,わずかにアップスイープもついているのですが,これを上下逆に装着。オートバイのクリップハンドル,あれのポジションを想像していただければと。これで手首の負担をぐっと軽減させることができました。

難点は,直線部分が短いのでライトをつけても正面に向かないというところでしょうか。鉄製ではありますが,かなり幅が短いので重量はそれほどでもありません(軽いとは言いがたいですが)。