セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

Nike Lunarglide+ 2からNew Balance MR890に乗り換え


いまさらですがシューズがだいぶへたってきたような気がしたので大会前に新調することにしました。4月に発売されたシューズをいまごろってのもアレですが色が気に入ったので。Lunarglide+ 3もかなり惹かれたというかもうナイキにはすごい信頼感を持ってしまっているのですが,それでは面白くないかなと。

Lunarglide+ 2はもう笑いが止まらないくらいクッションが効いていたのですが,MR890はそれにくらべるとちょっと足にやさしくないです。ソールが堅いだけじゃなくてインソールもちょっと薄めなんじゃないでしょうか。といってもキロ5分ペースなら衝撃を感じるというほどでもないです。分厚いソールのわりに変形量が少ないなあという印象だけで。

軽さはたしかに感じますし走っていて気持ちはいいのですが,シューズが重いと疲れる筋肉ってのがどこなのかいまいちよくわからないので,いまのところモチベーションアップ以外のメリットはないです。もっと速いペースだと違いがわかるんでしょうか。

特徴的だなあと思ったのは,ニューバランスが推奨するフラット走法を意識したときの安定感と踏み切りのよさでしょうか。Lunarglide+ 2ではどちらかというとかかとでしっかり衝撃を殺したほうが安定するというか,足裏を意識しすぎるとバタバタ感があったのですが,MR890ではかかと着地は固すぎるのに対して足裏着地だとすっと落ち着く感じがあります。そこからの踏み切りも,わずかに推進力が増したような気がします。ソールが堅いおかげでしょうか。「ランニングの科学」でも足裏着地は大事だと言っていたのでフォームを矯正するにはMR890のほうがいいのかなあと。ただ疲れ切って太ももが上がらないときに,死にそうになりながら膝から下だけで前に出るという禁断の技で乗り切るのはちょっと大変かもしれません。

なんにしてもこれから1年お世話になります。

参考: パニック障害だってイイじゃな~い♪ NB(ニューバランス)MR890レビュー

(追記:どうもナイキだからニューバランスだからということではなく,単にルナグライドが初心者向けでクッションのストロークを大きめにとっていることが違いにつながっているだけのようです。ナイキの別のモデルをスポーツ用品店で試着してみて気づきました)