うーん。後半はすっかり教官が主人公でしたね。社の存在感の薄いこと薄いこと。まあそのおかげで終戦にいたるまでの背景については事細かに説明できていたので，消化不良感はなかったです。
でもやっぱり心に残るシーンがないですねー。小松基地からの発進から筑波への着陸とか，演出のやりようによってはものすごく盛り上げられたんじゃないかという気がしてならんのですが…難しいかなあ。
前半ですっかり空気だった若菜が終盤それなりに存在感を示していたのはよかったですね。思い切って誰かと恋人になったりとか，ブラコンっぷりをいかんなく発揮したりとかそういうのがあっても面白かったかも。ifは極端なくらいがちょうどいいのです。
