セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

フロントサスペンションフォーク(SR SUNTOUR M6200)オーバーホール

13年目のフロントフォーク,これまでまったく手付かずでしたが,腐って走行中に折れたりするのもイヤなので開けてみました。

右側のキャップを開けて,奥にある六角穴付ボルト(キャップボルト)を5mmのアーレンキーで回します。上の動画のように長〜いアーレンキーを用意したかったのですが,ホームセンターでは見当たらなかったので,家にあったソケット(ラチェット)レンチのエクステンションをつないでなんとかしました。長さは最低でも22cmくらい必要です。ちなみに中はぐっちゃんぐっちゃんでボルトの頭なんてまったく見えなかったので,何度かパーツクリーナーを吹きこんで流して洗浄しました。

取り外したボルトとワッシャーを洗浄したものがこちら。



ひどいありさまです。応力集中とかなんだかよくわかりませんが気分がよろしくないので交換したいところです。

まず,キャップボルトはM6×120です。非ネジ部の長さは103mmで,ここの長さがサスペンションストロークに影響してきます。ネジのトミモリさんで探したところ,市販品はどうやらネジ部が24mmと決まっているようです。で,選択肢はM6×125(非ネジ部101mm)とM6×130(非ネジ部106mm)になるのですが,長すぎるとすっぽ抜け感が出そうな気がしたのでM6×125にしてみました。

比較画像はこちら。

ただ,オーバーホール後に乗ってみたところ,荷重が抜けるところでストロークの伸び側上限に達して「すこん」と音がするようになってしまいました。クリーニングしたせいなのか,それともボルト(の非ネジ部)が短すぎたためなのかはわかりませんが,完璧を目指したいのでしたら何種類かサイズ違いを用意していろいろ試したほうがよさそうです。

ワッシャーは内径6.5mm×外径19mm×厚さ2mmときわめて特殊なのですが,ネジのトミモリさんの豊富なラインナップからいちばん近い6.5×19×1.6を注文しました。