セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

スズカ8時間エンデューロ春SP 2011

初めて申し込んだスズカ8時間エンデューロにもかかわらず,まさかの梅雨入りで参加を見合わせようかと迷ったのですが,まあ凍え死ぬわけでもあるまいということで行ってきました(6時間部門)。雨具は15年以上前に買ったバイク用のものを流用。一瞬Wiggleで自転車用のレインウェアを買いそうになったのですが,次に使う機会があるとも思えなかったので自重。

当初は試走から参加する予定でしたが,濡れてしまうと着替えが1回分余計にいるのであきらめてぶっつけ本番にしました。行きの高速では四日市東ICと鈴鹿ICのあいだで事故渋滞が発生して通過に30分かかるとのことだったので四日市東にて高速を降りました。結局そのあと20分ちょっとでサーキットに着いたのでこれは正解でした。

さて,あらかじめパドックパーキングを予約してあったのですが,なぜかサーキット北側のGPスクエアで車を停めるように言われました。係員に事情を聞くと,なんでも大雨でパドックパーキングの一部が水浸しになったので予約した車全部が収容できなくなったそうです。なので雨の中をピットまで自転車で2往復するはめに。このとき横着して,雨具のズボンをはかずにいたら,タイツの上に履いていたふつうのパンツに油の混じった黒いシミがたっぷりはねてしまいました。まだ買って1ヶ月くらいなのに…。

荷物を置いて受付でゼッケンを受け取ります。ゼッケンといっしょに安全ピンがもらえるのですが,雨具に穴をあけていいものかどうか少し迷いました。まあでもそもそもこの雨具も10年近く着ていなかったので,気にするほうがおかしいかということで取り付け。あとでまわりを見渡すと,ふつうにジャージに取り付けて上から透明のレインウェアを着ている人や,太いひもにゼッケンをくっつけてそれをたすきがけにするといった工夫をしている人もいました。あとはそもそもレインウェアなしの人も多数。ゼッケンは横209mm×縦147mmなので,次回参加することがあったらホルダーを自作してもいいかなと思いました。

レースは4周1スティントで走ったのですが,元気だったのは2スティント目まで。それ以降はぐいぐいタイムが落ちてしまいました。とにかく登りでギアを上げられなくなるんですよね。心拍は160いかないくらいなんですが足に力が入らない。乳酸がたまったのかグリコーゲンが切れたのか…なんにしても鍛え方が足りてませんね。しまいにはママチャリの高校生に置いていかれそうでした。

3時間エンデューロ終了時にピットレーン入り口が閉鎖されるということで,まあそれはいいんですが,ゴールした人たちがどこからコース外に出るかというとピットレーン出口なんですよね。出口は閉鎖しているわけではなかったようなので,誰かが交通整理してくれるとよかったのですが,そういう人はいなかったので仕方なく3時間の参加者の人たちの列が途切れるまで待っていなければいけませんでした。まあ待ちますけどね。

それにしてもピット内の場所取りはけっこうギリギリな感じですね。真ん中の通路(ブルーシートが敷かれていない部分)も人がすれちがえないくらいしか空いてませんでした。床にテープでも貼って「ここは通路として確保すべし」とかしておいたほうがいいんじゃないでしょうか。そんなことに人手を使っていたら参加費用がもっと高騰するのかもしれませんけど。

ゴールしてから表彰式までは20分ちょいしかなくて,その間に抽選券を出して撤収しなければならんのですが,ソロでなおかつ駐車場が遠いというアクシデントが重なったので,「これは荷物を置きにいっていたら抽選会が始まってしまう」とやむなく自転車をピットに置いたまま表彰式会場に向かいました。まあみんな高い自転車乗ってるからこんな安物には手を出さんだろうと。しかし表彰式の手際がいまいちで,表彰されるはずの選手がなかなか揃わなかったり(ゴール後にちゃんと招集かけてんですよね?),進行もグダグダだったり。こんなことなら先に撤収作業を済ませておくんだったと後悔しきり。おまけにどんどん体も冷えてきて歯の根が合わなくなってきたので,完成車が当たらなかった時点で抽選会場をあとにしました。

帰ってから装備を洗うのが大変ではありましたが,信号も車もない道を6時間たっぷり走れて満足でした。