セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

BMX全日本選手権を初めて観戦

たまに部品を買ったりする自転車店のブログを読んでいて,名古屋でこの時期にBMXの全日本選手権の第1ラウンドが開催されることを知りまして(http://zitensyadepo.seesaa.net/article/145511821.html),今年はどうなのかなあと公式サイト(http://www.kingofground.com/)をチェックしてみたらこの週末に開催されるということだったので,本日栄に買い物に行ったついでに観戦してきました。

ノービス,エキスパート,プロとランクが分かれているらしいのですが,会場に着いたときにはちょうどプロのクラスBなるグループが競技中でした。なにせ初めてなので勝手がわからなかったのですが,こんな感じでした。

  • どうやら制限時間2分で演技して得点を競うらしい
  • BGMはDJの人がなんかキュルキュルしていた(曲は選手が選ぶのかな?)
  • 得点はフィギュアスケートのようにすぐには発表されない
  • わりとよく転ぶ(と思っていたのですが次のクラスCの人はあんまり転んでなかったです)
  • 制限時間を過ぎてもかまわず演技している
  • そのせいか貼り出されたスケジュールから1時間押し
  • 見せるつもりだったトリックは成功するまで(または諦めるまで)なんどもチャレンジするのが流儀っぽい
  • バイクは基本的にはノーブレーキだがつける派もいるっぽい
  • その場合ブレーキワイヤーはフォークコラムの中を通して,ハンドルをぐるぐる回せるようにしてある
  • タイヤは2種類ぐらいポピュラーなものがあるっぽかった

以下クラスCの写真。









練習しているときから赤いバイクの選手がひときわ目立っていたのですが,演技もやはり段違いでした。なんというか,他の選手はわりと求道者っぽいというか,これは自分との戦いだぜ,みたいな雰囲気なのですが,赤いバイクの人だけは「さあショータイムの始まりだ! 俺を見ろ!」みたいな感じなのです。

予選が終わったところで買い物に行ってしまったので決勝は見ていなかったのですが,赤いバイクの方が池田さんという名前だったことだけ覚えていたので,帰って出場者リストを見て池田貴広さんというフルネームだということがわかりました。さっそくご本人のブログを検索して見てみたところ,やはり優勝でした(http://ameblo.jp/takahiroikeda/entry-10850230467.html)。納得の結果です。まだ20歳だそうで,この勢いだともう間違いなく世界を制するんじゃないですかねー。思いがけず未来のヒーローを間近に見ることのできた休日でした。