セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

BB清掃

そうえいばBBの軸長知らないなー,いっぺん測っとくか。それに,もし交換することになったらあらかじめ外せることを確認しておかないと。などとわけのわからない理由で始めた作業。車体はGIANT ATX-830Sです。

コッタレスエキストラクターを使ってクランクを外すところまでは問題なく進みました。そして肝心のBBですが。シマノの工具で左ワンを回そうとするのですが回りません。

ていうかよく見ると左ワンがロックリングで押さえられています。これはまさか…カートリッジ式ではなくカップ&コーン式…。

カップアンドコーン MTB ボトムブラケット整備 【TAKAよろず研究所】によると,フックレンチなるものが必要だそうです。しかしそんなものは持っていないので,作業は中断…といきたいところですが,実は左ワンを外そうとする際にパーツクリーナーを思いっきり吹いたため,BBのグリスが切れてガリガリいっており,このままでは乗れません。この状態で外に放置しておくのも忍びないですし,通勤に使えないのももったいない。しょうがないのでバイクで買いにいきました。こういうときに足が複数あると便利です。

結局ホームセンターハイエース(「いや…そういうのはちょっと置いてないですね」)とサイクルベースあさひ(「在庫はないのでお取り寄せになります」)を経由してカーマホームセンターで見つけました。

和名:引っ掛けスパナ。サイズは45/48mmです。これで無事にロックリングを外せました。

しかしそれでもワンは回りません。溝が浅いので,工具に力を入れるとつるっと外れてしまうのです。そこで,クランク取り付けボルトと適当な板(家具の組立で使ったとおぼしき簡易スパナ)で工具を固定することにしました。

かなり固かったのですがなんとか外れました。

右ワンはあまりパーツクリーナーを吹いていないのですが,グリスは茶色い塊がこびりついているだけで,ほとんど切れかかっていました。本来でしたらベアリングやシャフトの傷の有無を確認,必要なら交換すべきでしょうが,トラブったらシールド式に交換すればいいので適当に洗浄して組み付けました。

結局半日つぶれてしまった…。