君が望む永遠にどハマりし，RPGサークルのメンバーに押し付けて薦めて回ったのは2002年の4月のことでした。同年9月，アージュの次回作マブラヴの報せを聞き，ｗｋｔｋしながら体験版ムック（「マブラヴプレリュード」）を購入。
そして半年後，待ちに待った本編が未完作品であることを知った僕は「こんな詐欺メーカーに絶対金なんか払ってやらん」と心に決めたはいいものの，サークル内の別のメンバーから「買ったけど全部やってる時間ないからあげる」と言われてホイホイプレイした挙句に，謎の地球外生物の侵略で人口は激減，少年少女たちもいつしか戦いに駆り出され的な展開にえーそりゃガンパレとかE.G.コンバットとか大好きだけどさーそんなんで懐柔されると思ってんの？ ユーザーなめんなよ？ でもおもしれー！ ていうかそこで終わりとかどんだけ華麗なおあずけなんだやっぱりもう二度とやらん！ と翻弄されまくりだったわけですが。
あれから4年。オルタネイティヴなる完結編の話題にもシカトを決め込んでいた僕の気を激しく惹いたのは噂のグロ画像でもなく君のぞヒロインでもなく，主題歌「未来への咆哮」でした。
絶望的な戦いに挑む戦士に捧げるこの歌に一撃でメロメロに。ていうかこのゲームも地球外生物の侵略に対抗する話じゃん。
以来1年，買いたい，けどこんな商売のやりかたは認められん，と葛藤のすえ無難に中古品を購入。すっかり忘れてしまったエクストラ編，アンリミテッド編からプレイをはじめました。
1周目，委員長ルートｗ
いやなんだかしらないけどやけに馴れ馴れしい変人のお嬢様とか既得権を主張しまくってる幼馴染が鬱陶しくて逃げ回っていると悩めるメガネ女子がいたので手助けするだろう普通。
それはさておき，エクストラ編は前置きだけあって消化不良というかもにょるというか。決断を迫られたときに準備が出来ていることなどない，という主張はわかるんですけどいやそういうリアルな話をこのご都合主義的世界でされても，みたいな。委員長ルートと彩峰ルートは謳い文句の通りの王道サブキャラシナリオで文句もないのですが。武をはげます純夏と冥夜も魅力的だったし。
続きます。
