平日の真昼間なので観客は25人くらいでした。多いのやら少ないのやら。
「うおーこの能力最高!」「間違ってもやり直せばいいし」「あら,そんなことになってたの」「そんじゃあなんとかしましょうか」「うーん,これでもだめ?」「こんどは気合いれていくぞー!」「どうよ!」「え…え…?」な流れがとても上手だなあと。実に自然に「気がつくととんでもない事態に」感が演出されています。
日常生活の描写も殺人的なまでにノスタルジック。この手の表現は「耳をすませば」で完成をみたと思っていたのですが,いやいやどうして。キャラクターの生き生きとした動きといい,若々しさのあふれる声優さんたちの演技といい,ほんというに文句のつけようがありません。唯一,妹の出番が多いわりに役割が不明な感じもしましたけど,瑣末なことです。
それにしても毎度毎度ごろごろ転がるヒロインってのがとってもおかしかった。