セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

アンダーワールド

吸血鬼の小娘が銃を撃ちまくる,というコンセプトだけでDVDを買って,1度観て期待以上でも以下でもなかったのでそれっきりだったが,驚くべきことに続編が作られたので話を思い出すために久しぶりに観てみた。…びっくりするほどわかりにくかった。

問題は2つあって,主人公のセリーンが無表情なので何を考えているのかわからないこと,それから彼女がそもそも何も考えていないということ。対立する2つの種族,みたいな構造が提示されたら,たいていは主人公がそれらの間を揺れ動いたり融和をはかったりするものだけど,この作品ではセリーンの人狼に対する憎悪は変化せず,吸血鬼のえらい人への好意が人間男性へのものにすりかわるだけ。なにをなしとげるでもなく,むしろひたすら迷惑ばかりかけまくった挙句に,最初から最後まで銃を撃ちまくって終わり。いいのかこんなんで。斬新だけど。

それにしても爪x2の攻撃は強すぎます。Strいくつやねん。