セレニカ~グラントリ (UCI/2.HC)

最難関となるクイーンステージはブロークンランド

Master and Commander

の試写会に行ってきた。試写会なるものに行くのは初めてなのだが,上映開始30分前にもかかわらず芸文の大ホール(2,000人以上収容!)がほぼいっぱいなのには驚いた。なんというか,みんなマメよね。結局ホール横の,それもかなり上のほうの席しか空いていなかった。
んで,予備知識も何もない状態で観にいった感想としては,えらくストイックな映画だなあと。女性が島の原住民の物売りしか登場しないというだけでどういう雰囲気かわかってもらえるだろうか。全体的にはわりと真面目で地味な作りなのだが,ちょこちょこ演出過多なシーンがまぎれこんだりして,評価は微妙。まあラッセル・クロウが好きなら観ておいていいかなあというところ。
ちなみに会場で宣伝のチラシをもらったのだが,『わずか12歳の《戦う天使》』とか『あなたは教えてくれた――愛する者のために,一人の戦士になることを…』とか書いてあって「ハァ?」だった。示唆や感動を与えてくれる類の映画ではないのだが。とか思っていたら同じ疑問を持つ人はけっこういるようで(http://www002.upp.so-net.ne.jp/kumiko-meru/mc_senden.htm)一安心。
ところで未だに題名の由来がわからない。誰か教えて。